2007.03.26 Monday
たらふく食べてください・讃松庵(さんしょうあん)
別「なんと『釜たけうどん』より量が多いんですよ」
浦「はい!? たけちゃんところって、確か400〜500gありましたよね」
別「たけちゃんが食べに来て、お腹がいっぱいになったと言っていました」
浦「それはかなりのもんですね(笑)」
地下鉄海岸線に乗って中央市場前で降りる。昆布商店や業務用食材店、もやしの卸などが軒を並べているところを、ちょろちょろひやかしながら店へ向かった。
浦「楽しいなぁ。市場ってなんでこう、心ひかれるんですかね」
別「食に対する興味や欲求は、人間が持つ素晴らしい能力のひとつです。あ、ついでにナンプラー買ってもいいですか」
浦「別府さんて、しょっちゅう通りがかりに調味料とか天かすとか買いますよね。人間が持つ素晴らしい能力に秀でていらっしゃる」
別「最近食欲が落ちてきているので、スパイシーなタイ料理でも作ろうかと思って」
浦「無理やり元のレベルに戻そうとせんでもええんとちゃいますか」
オープン6年目、昔ながらの食堂風でいい具合に使い込んだ感じの店内。混みあった中、かっぽう着の奥さんがてきぱきと席を用意してくれた。
別「ここは『しょうゆうどん(580円)』の大盛りを頼んで浦谷さんをびっくりさせたいところですが、なにぶん食欲が落ちているので食べきる自信がありません。普通盛りにしましょう」
浦「別府さんをそこまで言わしめるとは!」
別「今回紹介する店の中では最強です」
一般店では大ぶりの鉢を器にして出す店がけっこうあるのだが、だいたい底の方に薄っぺらく上品に麺が盛られているものだ。それがここの『しょうゆうどん』ときたら、ドッカリたっぷり、器を買ったら思いのほか大きかったんでそれにあわせて盛りました! と言わんばかりに麺が入っているのだった。
変り種メニューだからという理由で一緒に頼んだ『カツカレーうどん(900円)』は、じゅうぶん顔が洗えるくらいの表面積を誇る特大サイズの丼である。
浦「すげー!! 軽く500gはありますね」
別「大盛りになると壮観ですよ」
浦「大将、大盛りだとどれくらいの量になるんですか?」大将「どれくらいかなぁ。わし手が大きいんですわ。この手でガバッと持ち上げて2〜3回、器からはみ出るくらいやね」
浦「またええ加減な(笑)」
大将「ま、普通の人はよう食べへんねぇ」
普通盛りでも一見、平らげるのは厳しそうに思われたのだが、ひとくちすすって気持ちが変わった。みずみずしく適度な歯応えと粘りのある麺。太めなのに口の中でモソモソしない。この麺なら大丈夫! 食べられちゃいます!!
浦「ぷっは〜、こりゃこりゃ。麺だけでおなかいっぱいにしても心地良いうどんですな」
別「失敗した! 思ったより浦谷さんに食べられてしまいました。大盛りにしとけばよかった」
浦「悪かったっすねぇ」
浦「はい!? たけちゃんところって、確か400〜500gありましたよね」
別「たけちゃんが食べに来て、お腹がいっぱいになったと言っていました」
浦「それはかなりのもんですね(笑)」

浦「楽しいなぁ。市場ってなんでこう、心ひかれるんですかね」
別「食に対する興味や欲求は、人間が持つ素晴らしい能力のひとつです。あ、ついでにナンプラー買ってもいいですか」
浦「別府さんて、しょっちゅう通りがかりに調味料とか天かすとか買いますよね。人間が持つ素晴らしい能力に秀でていらっしゃる」
別「最近食欲が落ちてきているので、スパイシーなタイ料理でも作ろうかと思って」
浦「無理やり元のレベルに戻そうとせんでもええんとちゃいますか」

別「ここは『しょうゆうどん(580円)』の大盛りを頼んで浦谷さんをびっくりさせたいところですが、なにぶん食欲が落ちているので食べきる自信がありません。普通盛りにしましょう」
浦「別府さんをそこまで言わしめるとは!」
別「今回紹介する店の中では最強です」

変り種メニューだからという理由で一緒に頼んだ『カツカレーうどん(900円)』は、じゅうぶん顔が洗えるくらいの表面積を誇る特大サイズの丼である。
浦「すげー!! 軽く500gはありますね」
別「大盛りになると壮観ですよ」
浦「大将、大盛りだとどれくらいの量になるんですか?」大将「どれくらいかなぁ。わし手が大きいんですわ。この手でガバッと持ち上げて2〜3回、器からはみ出るくらいやね」
浦「またええ加減な(笑)」
大将「ま、普通の人はよう食べへんねぇ」

浦「ぷっは〜、こりゃこりゃ。麺だけでおなかいっぱいにしても心地良いうどんですな」
別「失敗した! 思ったより浦谷さんに食べられてしまいました。大盛りにしとけばよかった」
浦「悪かったっすねぇ」