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イラスト:浦谷さおり
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関西極楽さぬきうどん

関西のおいしいさぬきうどん屋めぐり
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開拓ツアー3軒目・さぬき
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    雀「次はちょっとわからんのやけど、とりあえず行ってみよか」
    う「わからんってどうわからんのです?」
    雀「こないだ食べたときはゆで置きの麺やったから、うまいかどうかよくわからん」
    う「関西でゆで置きの麺を出す一般店って、逆に珍しいんじゃないですか」
    雀「そう言われてみればそうやなぁ。さぬきらしさが高いってことか」
    別「今日ももう夕方ですしね。またゆで置きに当たる可能性が高いですね」
    雀「ま、ええやん、行ってみようや」
    別「なんて名前の店ですか」
    雀「さぬき」
    別&う「うわ〜、ベタすぎて微妙〜」


    さぬき外観そのまま香川に移設しても何の違和感もないだろう店構えの「さぬき」はオープンしてなんと35年。
    さぬきうどんブームのかけらもない頃に高松出身の大将が和歌山で始めた店である。
    もし私が名づけたとしても「さぬき」だったかもしれん。ちょっとひねって「釜たま」とかにしてしまったら、35年前だったら何の店かわからない。釜たまが35年前にあったのかどうかすら知らんけど。

    関西のさぬきうどん屋法則にのっとり、メニュー内容やだしの味はかなり地元に密着していてさぬき度は低め。

    さぬきの玉子とじうどん


    う「薄くて上品なかつおだしですねぇ。具もピンク色のかまぼことか、関西風ですねぇ」
    別「はい、全く」
    う「麺もやっぱりゆで置きでしたねぇ」
    別「ええ、でもこれは・・・・・・」
    う「これは?」
    別「ゆで置きじゃなければ、だいぶイケてるんではないでしょうか」
    う「そうなの?」



    私たちがうどんを平らげておなかいっぱいになった頃、大将がせいろにゆでたての麺を並べはじめた。
    雀「くっそ〜、ぎりぎりタイミング逃した!」
    そこに常連さんらしきおじさんがやってくる。麺もだしも2倍のダブルを注文。
    別「さすが常連さんはよく知っていますね」


    別府さんの鼻が「この店はイケる」と言っているので、大将に話を聞いてみた。
    大将「もうそろそろ年やしな、麺打つのがしんどくなってきたから、そのうち店辞めるで」
    客の9割が常連で、朝一番(11時)の打ちたてゆがきたての時間には店の前で並んでいることが多いらしく、そのお客さんたちのために営業を続けているようなものなのだそうな。

    う「そしたら本で紹介したりしたらダメですねぇ。残念やけどあきらめます」
    大将「まぁ、そない言わんでも話ぐらいやったらするで」

    いわく、天かすは熱いだしをかけても匂わないよう油に気をつかって大切に作っているのでおいしいと評判で、今やお好み焼き屋にも卸している。しょうゆも店特製。麺もだしも全て自分で作り、納得できるものだけを店で出している。

    それまで口数の少ない雰囲気だった大将、まさしく長年さぬきうどん屋として和歌山の地に君臨し続けてきた誇りである。うどんの話なら尽きないのだ。
    ※イラスト:しぶい大将(誰かに似てる・・・高倉健じゃなくて・・・誰や)

    近くで息子さんが同じ名前のうどん屋をやっていることもあり、そのうち大将の「さぬき」は閉めるかもしれない。今のうちにシブイ熟練技を見に行っておこう。


    | 和歌山でさぬきうどん | 00:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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