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イラスト:浦谷さおり
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関西極楽さぬきうどん

関西のおいしいさぬきうどん屋めぐり
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名物おばちゃんに会いたい・ときわ
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    別「今日は会えるかなぁ」
    浦「誰にですか」
    別「82歳になる名物おばちゃんがいる店なんですが、最近店にあまりいないという情報もありまして」
    浦「おおっ、うどん屋のおばちゃんというと何よりのスパイスですからね! それはなんとしても会いたいっす!」


    ときわ外観三宮と元町のあいだ、路地を入ったところにある『ときわ』。食事時をはずれた3時頃、厨房に82歳らしき人はいなかった。ちょっとガッカリしながら席につくと、隣のテーブルに座っていたおばあさんがいきなり話しかけてくる。

    おばあさん「あんたら何頼む? おいしいでぇ。この店のダシはちょっと違うんや。羅臼の昆布とかつおでとっとってな、そらもう最高や」
    浦「へぇ〜。どれがおいしいですか?」
    おばあさん「なんでもおいしいがな。釜天な、『釜揚げ天ぷらうどん(1200円)』なんか抜群やでぇ。えび天にはしっかり身が入ってるしな。あ、ほら、『和風焼きうどん(950円)』は変わってるやろ? 和風ダシで味付けしたやつがあんかけになっとってな、おいしいでぇ」

    ときわの釜揚げ天ぷらうどん最初はただの常連客かと思ったが、勧め具合が詳しすぎるうえ、なにやらおばあさんからはおかきの匂いが漂ってくる。
    よく見たらテーブルの上におかきの入った缶と伝票、えんぴつが置いてあった。うむ、どうやらこの人が名物おばちゃんらしい。別府さんを見たらニヤリと笑ったので確実である。少し足を悪くされているので、席が空いているときは座っているのだろう。

    おばちゃん「おばちゃんなぁ、足悪いんやけどな。その代わり口だけは達者やでぇ。ところであんたらどこから来たん」
    浦「大阪と、京都です」
    おばちゃん「そら遠いとこから、うれしいなぁ! おおきに」

    おばちゃんは私たちがいるあいだに「うれしいなぁ!」と「おおきに」を各10回は口にしていた。このかわいい口グセを、ほんまにうれしそうに繰り返すのだ。
    別「こっちまで元気になりますよね。うどんがぐんぐんおいしくなる」
    浦「この店の一番のオススメは、うどんを差し置いて間違いなくおばちゃんです」


    ときわの和風あんかけうどんもっちりした平たい麺、ダシの味わいは関西風。けっこうさぬき度は低くなっているのだが、それもそのはず、今の大将(おばちゃんの息子さん)が店を始めたのは昭和51年なのだそうだ。
    大将「この場所に昭和43年から『ときわ』いう屋号のうどん店があって、そこでおばあちゃんがバイトしてたんです。その縁で僕も働かせてもらって、跡を継いだ形で始めたんですわ」
    浦「そんな古くから! あれ? そしたら『すずめ』より古いじゃないですか、別府さん」
    別「古くからある店は、さぬきを前面に出さずに手打ちうどんと言って営業してることが多いんです。そして関西人の口に合うようアレンジしてある。『ときわ』もそうですね」
    浦「ああ、なるほど」
    大将「僕は前の大将に麺の打ち方を教えてもろたんやけど、製法はさぬきですよ」
    浦「なにより、キュートなおばちゃんの存在がさぬきらしさ満点です」
    | 兵庫でさぬきうどん | 16:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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